栃木県から世界へ!!【栃木県】2023年度4次隊JICA海外協力隊員と帰国隊員が栃木県庁を表敬訪問しました。

2024.05.02

4月10日、2023年度4次隊として任国へ出発する栃木県出身のJICA海外協力隊員と帰国隊員が福田富一知事を表敬訪問しました。帰国隊員の表敬訪問は、コロナ禍を経て約5年ぶりとなりました。
知事との歓談では、派遣隊員はこれからの活動への抱負を述べ、帰国隊員は活動の成果を報告しました。

高橋眸(ひとみ)さんは、モンゴルの首都ウランバートルから車で4時間程離れたダルハン・オール県老人開発センターに派遣されます。モンゴルでは、日本と同様に高齢者人口の増加が見込まれています。同センターはモンゴルで初めて設立された、高齢者向け介護サービスを提供する施設です。高橋さんは現地で、高齢者への介護支援を行うほか、同僚への介護分野に関する研修実施や高齢者ケアのガイドライン作成にも取り組みます。「現地は家族介護が中心。現地の要望にあった介護を提案し、健康寿命が延びるような取り組みをしたい」と抱負を述べました。

今年1月に帰国した老松茂輝さんは、パラグアイの首都アスンシオンから車で3.5時間程離れたエロエス・デル・チャコ第255小学校で活動しました。現地では、算数指導を行ったほか、体育の指導や同僚教員向けに勉強会開催にも取り組みました。帰国後は、児童福祉の分野での仕事を考え、現在保育士・カウンセラーなどの資格取得のため勉強中とのことです。


表敬後には、青年海外協力隊とちぎ応援団(以下、とちぎ応援団)主催の壮行会が、とちぎ国際交流センターにて行われました。壮行会では、とちぎ応援団役員、会員の方々や栃木県国際経済課、栃木県国際交流協会の関係者など約15名が集まり、隊員を激励しました。 とちぎ応援団の岸本卓也会長(下野新聞社取締役会長)からは「とても志が高いと思う。体には十分気を付けて、活動してきてほしい」と激励頂きました。

協力隊員が充実した活動をされることをお祈りするとともに、2年後、元気な姿で再び栃木でお会いできることを楽しみにしています!

【2023年度4次隊 JICA海外協力隊 1名(敬称略)】
高橋 眸  (宇都宮市出身/高齢者介護/モンゴル)
 基礎自治体表敬訪問の様子はこちら表敬報告のFacebook記事
 

【帰国隊員 1名(敬称略)】
老松 茂輝  (宇都宮市出身/小学校教育/パラグアイ)

知事表敬での記念撮影(写真左から、国際経済課福田課長、とちぎ応援団岸本会長、高橋隊員、福田知事、老松さん、とちぎ応援団水沼副会長、JICA筑波高橋所長)

県庁入口のとちまるくんと

とちぎ応援団壮行会での記念撮影

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